廢メモ



これは廢なコーナーを作る際のネタ帳みたいなものです。 自分のためだけの下書きページです。
そんなもの公開するなよ(汗)。

画像インラインの直送メールを送ろう!!

本文に添付画像が表示された状態(インライン)でメールを送る方法があります。
ヘッダーを「Content-Type: Text/X-PmailDX」にするのが、ひとつのポイントだったりします。
feelH"実験室の「3:プログラムとか使ってしまったりする」にもちょっと書きましたが、
PHPなどのCGIメーラーが作れるのなら、割と可能だったりします。でも、メールは当然Eメールです。
カッコよく直送メールで、画像インラインメールを送りたいな。
尽き果てぬ夢です。
京セラテソロは、これができてしまいます。パナソニック端末も、裏技を使えば可能ですが・・・

そこで、やっぱりエッジ向けアプリケーションを使ったりしてしまいます。
エッジ向けアプリを立ち上げて、直送メールを作成します。
とりあえず本文には
テスト<IMG="gazou.bmp">

と書いて、gazou.bmpという画像を添付して発射!!
・・・しかし相手に届くのは、単なる画像添付メールです。インライン表示はしていません。
<IMG="gazou.bmp">という文字も、むき出しでそのまま<IMG="gazou.bmp">と表示されています。 がっくりメソ。

実はこの時のメールは「Content-Type: Text/Plain」になってしまっています。
「Content-Type: Text/X-PmailDX」でないと、インライン表示や、Dポ特有の絵文字が表示されません。
でもヘッダーの変更メニューなんて、どこにもありません。なのにどうして絵文字の時は、きちんと送れるのでしょう?

ん?逆に言えば、絵文字を送るときは自動的にヘッダーが「Content-Type: Text/X-PmailDX」になるんじゃない?
そんなアナタは大正解メソ。

再度エッジ向けアプリを立ち上げて、gazou.bmpという画像を添付して、本文には先ほどの
テスト<IMG="gazou.bmp">
に加え、適当な絵文字を押してみましょう。
この瞬間、ヘッダーは「Content-Type: Text/X-PmailDX」になります。賢いぞエッジ向けアプリ!
これでバッチリさあ送信。 しかし無情にもインライン表示はしていないのであります。 絵文字は出ているので、ヘッダーが「Content-Type: Text/X-PmailDX」になっているのは間違いないのですが・・・
送られたメールの実体はどんなでしょう?以下が、その実体です。設定によって多少変わりますが、ほとんどの方はこれでしょう。

C:\Plogram Files\PDX\\MBX\送信トレイ(直送).mbx

これをテキストエディタで開きます。

BODY
From:
To: 070********
Subject: テスト
Cc:
Bcc:
Content-Type: Text/X-PmailDX;

テスト<<IMG="gazou.bmp"><#HEART><#CLOCK>ATCH
0:D:\画像\gazou.bmp
がびーん!<IMG="test.bmp">が<<IMG="test.bmp">になってます。
勝手に「<」が加えられています。どうして??

それはエッジ向けアプリの思いやりなのです。
ヘッダーが「Content-Type: Text/X-PmailDX」なメール(コンテンツ)の中では、無効なタグ(< >)は消えてしまうのです。
たとえば
↓見えますか?
< ̄д ̄>
見えませんよね!
という文章を書いた場合、< ̄д ̄>がタグと認識されて、消えてしまいます。すなわち
↓見えますか?
見えませんよね!
と表示されます。

どうしてもコイツ< ̄д ̄>を表示させたいときは、
<< ̄д ̄>と書きます。すると< ̄д ̄>と表示されます。

そうです。勝手に「<」が加わって<<IMG="test.bmp">となっていたのは、エッジ向けアプリが
「ああコイツは<MG="ki.bmp">と表示させたいんだな。でもそのままじゃタグと認識されて表示されないんだよ。
ちっ、しゃーねーな。“<”を付け加えてといてやるか。世話焼かすわホンマに。」
と余計な親切をしてくれているのです。

そうだ!メールの実体を見れるんなら、実体を書き換えてしまえば良いのでは?
賢いれさくは、「送信トレイ(直送).mbx」の<<IMG="test.bmp">を<IMG="test.bmp">に書き換えて上書きしました。
さあ、エッジ向けアプリの送信箱からメールを立ち上げる・・・と!
「ファイルの読み出しに失敗しました」とエラーが出て、書きかけのメールが出てきません。
実体をいじると駄目なようです。

そこで書きかけのメールを立ち上げた状態で、「送信トレイ(直送).mbx」を書き換えて上書き、そしてすばやくメール送信!
おおっ、成功!・・・・と思いきや、インライン表示はしません。
もう一度「送信トレイ(直送).mbx」を見ると、書き換えたものが、また<<IMG="test.bmp">に戻っています。
書きかけのメールをあらかじめ立ち上げておいても、送信する瞬間に「<」が入るようです。

ヘッダーが「Content-Type: Text/Plain」の時は、<IMG="test.bmp">の表記を認めてくれます。ほら。
BODY
From:
To: 070********
Subject: テスト
Cc:
Bcc:
Content-Type: Text/Plain;

テスト<IMG="gazou.bmp">ATCH
0:D:\画像\gazou.bmp
そこで絵文字を使わない(Text/Plain)で作成し、送信直前に「送信トレイ(直送).mbx」の実体のヘッダーを
「Content-Type: Text/X-PmailDX」に書き換えてみましたが、送信ボックスから出てこないか、 もしくは送信の瞬間に「<」が入るだけでした。

長々と実験をしてまいりました。
今の気分は、毛生え薬研究会の刺客を倒して額に肉肉骨を書きまくったマサルの気分です。

「うーん、失敗!!!」



−おまけ−

さっきからさりげなく
BODY
From:
To: 070********
Subject: テスト
Cc:
Bcc:
Content-Type: Text/Plain;

テスト<IMG="gazou.bmp">ATCH
0:D:\画像\gazou.bmp
って書いてますが、直送メールなのにCcとかBccとかって何?!と思った方も多いかと。
そこで、試してみました。
もちろんエッジ向けアプリには、直送メールにCcやBccの入力欄はありません。
「送信トレイ(直送).mbx」を開き、CcやBccに電話番号を記入してポチッとな。

・・・・送信の瞬間に、それらは消されてしまいます。(涙)
もう一度「送信トレイ(直送).mbx」を開くと、消えているのが分かります。