バイツァ・ダスト


Y2Kをぶっ飛ばせ!アナザーワン・バイツァ・ダスト!

2000年まであと少しである。世間は2000年問題で揺れている。
お約束の説明だが、要はコンピューターが2000年の下2桁しか読み込まず、2000年を
1900年と認識してしまうという、あれだ。
飛行機が落ちるとか、物流が止まるとか、世間は大騒ぎし、プログラマーは必死で修正している。
「ウチは2000年問題は大丈夫です」という会社や製品もあるが、例えそこが問題なくても、
そこと繋がったり、関係しているところがY2Kに引っかかれば、結局誤作動してしまう。
極端な話、この広い世界で一個所でもY2Kに対応していないモノがあれば、結局ダメなのでは?
じゃあ絶対無理じゃん。無理だよ、無駄無駄。

無駄なのに、どうしてがんばっちゃうんだろう?がんばっちゃうと、柔軟な思考回路が働かないぞ。
発想の転換が必要である。コペルニクス的転回というやつだね。
要は2000年なのに1900年になっちゃうんでしょ?
いいじゃない、それで。
やろうよ、もう1回。
1900年代をやればいいんだよ。

やり残したこと、あるでしょ?
あの時3番を選んでいたら、とか、あの時買っときゃよかった、というレベルから、
珊瑚沖海戦の時、暗号解読表を米軍に拾われてなかったら、今ごろは大日本帝国がドゥフフ……
というレベルまで。

時間は一定方向にしか流れない。失われた時は戻らない。覆水盆に帰らず。後悔先に立たず。
そんな今までの絶対常識に、少しだけ例外が認められるチャンスなんだよ。
このチャンス、逃すと後悔するぞ。
後悔先に立たず。