いつも心に新機種を

〜ユーザー心理を考察する〜


ウィルコムから新端末が発表されました。
ネット上ではいつものように非難囂々です。
W-OAM対応や、ターゲットユーザーを的確に絞ったあたりを評価する声もありますが、
スペックダウンだ!ガッカリだ!という声の方が多いように見えます。

今回は、この「いつものように」という部分に着目してみたいと思います。

以下は「ウィルコム自体やサービスへの論評」ではなく、「主にネット上で見られるユーザー心理の考察」になりますのでご注意ください。

さて、新機種が出ると、いつも同じパターンでネット上が荒れている気がします。
「いつも同じ」ということは法則性があるということです。
法則性があるということは、解決策があるということです。

レッツシンキング。

新機種が出た時の評価パターンは2通りあるように思います。
一つはマイナス評価で始まるパターン。例えば今回のようなパターンです。
もう一つはプラス評価で始まるパターン。例えばAIR-EDGEフォン登場時やZERO3の時のパターンです。

しかしプラス評価が出ても油断はできません。
詳細情報が出てくるにつれ、「えっ、あの機能なくなっちゃったの?」「また漢字変換ダメダメなの?」と評価が下降を始めます。
そして追い討ちをかけるようにバグやら何やらで不満で埋め尽くされます。

これが新機種が出た時のパターン。

そしてもう一つ重要なのが「新機種とその次の新機種の間の時間」です。
ウィルコムは「新機種がなかなか出ない」とされています。
つまり待っている間も不満だらけな訳です。

出ても不満。出なくても不満。
不幸な事です。
これを解決するためにも、まずは科学的に解析してみましょう。

「新機種が出るまでや出た時の時間軸」「ユーザー心理」「満足度」これらを分かりやすく図解すると・・・







さて、もうお気づきでしょうか?
ユーザー感情が周期的に遷移している事に。
最後の「新機種が全然出てこない」は、最初の「新機種が全然出てこない」に戻る訳です。

「悪夢はネバーエンド!」な訳です。

これではいけません。

「愛=理解」でなければなりません。

「ザ・ニュー神父」な訳です。

ジョジョ6部を、しかも週刊で追っていた人にしか分からない表現です。

つまりどうでもいい訳です。
先へ進みます。

この不幸な連鎖を断ち切るには、「常に新機種を得られる事」と「常に満足できる端末を持っていること」が必要になります。

そんなの無理ジャン!ですって?

いえいえ、何のために科学的な図解までやったのでしょう?しかもエクセルでがんばって。

よく見てください。よく考えてください。

レッツシンキング。

「同じパターンが繰り返す」ということは、自分の中の時間の流れを、この不幸な環からちょっとずらせば良いのです。
時間操作。
そう、各部のラスボス共通の能力の域に達するのです。
大丈夫、団結パンチや分身変わり身の術、バイツァ・ダストをマスターしたキミならできる!

こんな風に。







世間で新機種が騒がれているときには生暖かく見守って盛り上がる。

世間が新機種を待ちくたびれている時は、自分は新機種を手に入れて自分の中で盛り上がる。

そう、自分は常に新機種に関わり続けることができるのです。
それは同時に安定した機種を得られる事にもなります。

「いつも心に新機種を」。それは幸せのキャッチフレーズ。