東京大学設立130周年記念事業シンポジウム
「アニメがみる未来〜コンテンツが切り開く将来」


行ってきました。3月8日。
会場は東大本郷キャンパス。

『RD 潜脳調査室』のイラストでスタート。
『攻殻機動隊』の士郎正宗とProduction I.Gの新作。4月8日(火)24:59日テレ系で開始です。メモメモ。

見に行った理由は単に『RD 潜脳調査室』と近副社長の話を聞くことが目当てだったのですが、パネルディスカッションが面白かったです。
いやてっきりアニメ話に終始すると思っていたので(笑)

全体コーディネーター
石川 光久Production I.G.の代表取締役社長
日本人の平均IQは100、東大生の平均IQは120、ブッシュのIQは91だそうです。メモメモ(おぃ)

司会
七丈 直弘東京大学大学院情報学環准教授

パネリスト
アニリール・セルカン東京大学大学院工学系研究科・助教/宇宙飛行士候補。何気にスキーの金メダリスト。
渡邊 淳司(独)科学技術振興機構さきがけ研究員、NTT CS研
東 浩紀東京工業大学世界文明センター特任教授。
著書『動物化するポストモダン』は私も読みました。とりあえず載っているアニメとゲームは全部分かります。なかなかネタにする機会がなかっただけで、実はれさくはこの手のものが嫌いじゃなくて、つまりそういうことです(汗)
古橋 一浩『RD 潜脳調査室』監督
藤咲 淳一『RD 潜脳調査室』シリーズ構成
近義起(株)ウィルコム執行役員副社長


それより最近RDがどうのこうの言ってるけど、それとウィルコムがどう関係してるんだ?
という声が聞こえてきそうです。
それはつまりこういうことらしいです。

近副社長の発言のポイント
・最近の端末は個性がなくて夢がない
・しかし面白い端末を作ろうとしてもコストが高い!1機種作るのに100億、200億かかる
・だから端末開発するとなると設計者に対してはしては「お前分かってるな!」ってことになる。
・なので言葉はかっこいいけど、ユニバーサルデザインというのは、要は失敗しないようにしただけだ。
・だから個性がなくて夢がなくなってゆく。
・そこでW-SIMですよ!(シャキーン)
・開発する中で「アニメの制作会社にアイデアを頂いては?」という話になった。
・人を介して紹介されてゆく中で、今回のアニメにコラボしようということになった。

光るモックを片手に語る近副社長。『RD 潜脳調査室』に登場する端末らしい?
近副社長「『モックアップは嫌いだ!まず動くものを持ってこい』と言うんですよ。まあ今回のこれはモックなんですけど」
(笑いを取ってるー?!ガビー)

他にも近副社長からは「テクノロジーの行き着く先はアナログじゃないのか?」というお話もありました。

「認識」とか「身体」とか「世界」とか、そんな単語に萌える自分に楽しめるシンポジウムでした。
頭に電極を当てて体を揺らす。揺れのもとになる人形を水に浮かべて自分が持つと、自分が揺れて人形が揺れてそこからの信号で自分がまた揺らされる。
じゃあそれを2人の人間がお互い交互に持つと・・・・

最後にフォトセッション


(写真は全て許可を得て掲載していたりします)