プロジェクトX”〜報告者たち



青空に映えるウィルコムのCS。
優秀なPHSのインフラを象徴していた。

かつてDDIポケットというキャリアがあった。
その能力を十分に発揮することもなく、優秀な遺伝子だけがウィルコムに託された。

そのCSに危機が訪れた時、立ち上がったヲタクがいた。

これは、PHSインフラのサポートに一役買ったつもりの、ヲタク達のドラマである。
(CSとは・・・基地局。アンテナ。)

(オープニングスタート)
「プロジェクトX”」(←ささやき声)
『○○の星』スタート!」♪
♪○の○の○○○〜○の○の○○〜(←JASRAC対策←だんだん慎重になってないか自分?)


この日もまたS班の企画が行われた。
S班とは「あなたんズ」の中の選りすぐりの精鋭集団である。
分かりやすく言うと、社会人になっても大学当時のサークルのノリで活動を続けている集団だ。

駄目ジャン!!

純粋な路上観察や洞窟探検を続ける一方、時代に即した新しい企画の開発も怠らない。

例えば秋葉で行った一度限りのはずの企画に全員がハマって、その後毎週メイド喫
























まああれだ、それはともかく。
この日は横浜の鄙びた下町を歩く企画が行われた。徹底取締りでゴーストタウンになった黄金町の路地裏探索です。あ、企画者は女性ですよ


寒空の中を見上げると、そこにはウィルコムのCS。


見慣れた光景です。別になんてことな・・・・












!!













司会:「本日はゲストに、れさくさんとS班の同志K君をお招きしています。どうぞこちらへ。」
(効果音とともに2人入場)
司会:「いやー、また驚いたでしょう。」
れさく:「もう見つけた瞬間、どうにかしないとと思いましたよ。」
K君:「空を見上げたれさくさんに“あれ何かおかしいよね?”とか言われたんですけど・・・おかしいのはオマエ自身だよというセリフが喉まで出かかってましたね。」
れさく:「一度友情について話し合いたいね。」
司会:「さあ、京ぽん使いのK君の力を借りて、プロジェクトは動き始めます。」


まずはウィルコムお問い合わせフォームから報告するのが一番だろう。
そのためには正確な情報収集が欠かせない。
まずは地図で住所を確認。

しかしそれだけでは不十分だ。いや普通は十分ですよ?(汗)

このCSが生きているのかを確認しなければならない。
さらには、CSの修理作業する人の立場にたって、CS-ID(基地局固体の番号)や緯度経度情報も・・・・

PS702などで電測するか?
いや、今の時代それだけでは不十分だ。いや普通はそこまでやりませんよ?(汗)

しかし。幸いなことに、ウィルコムユーザーには「妄想レーダー」という強い武器がある。

K君、妄想の帝国へ出撃!


緯度:35.26.04.7397
経度:139.38.24.577
CSID:819C07C7B900
電界強度:42

しかしこれだけでは、この情報がそのCSのものかどうかが分からない。
周囲にはたくさんCSがありますから。
そこで「地図表示」をクリック。
これはCSから取得した緯度経度をパラメーターにつけて、マピオン様に飛んでしまうと言う他力本願システムの一環だ。


赤い十字のマークは、間違いなくあのビルを指しています。

情報は揃いました。


ウィルコムお問い合わせフォームにて。
いつもウィルコムのPHSを使っております。
先日3/13に横浜を散策していたら、ウィルコムのものと思われる基地局のアンテナが壊れているのを見つけました。
4本あるエレメントのうち1本が無くなっていました。
既に御社の方で把握され、対応準備中かも知れないとは思いましたが、念のためにお知らせします。

場所:神奈川県横浜市中区長者町1-4-3
森島ビル(パチスロ「ザ・シティ」)の屋上の基地局です。























CSID:819C07C7B900
緯度経度:35.26.04.739/139.38.24.577
























末筆になりましたが、貴社の益々のご健筆をお祈り申し上げます。

[送信]ポチッ。


後日。 ウィルコムからお返事がきました。
返信文の引用は避けますが、主旨としては適切な対応をしますよと、そんな感じ。
























CSIDと緯度経度情報についてはスルーでした。





































公衆レピーターの話は出ないまま、毎回プロジェクトX”ネタにされるだけのK君。
ついに解約する動きが見え始めた。
そのとき男達が動き出します。

次週プロジェクトX”は「K君解約を阻止せよ!ウィルコム定額プランの驚愕」。
仮に解約したとしても、それはそれでネタにしようという軽いノリの、男達の物語をお送りします。