プロジェクトX”〜登山者たち



標高3776m。日本一の山、富士山。
ケータイ各社が、ここをエリア化していた。
富士山のエリア化は、使えるケータイの象徴として、とらえられた。

当時窮状に追い込まれていたキャリアがあった。
DDIポケット。
止まらない解約、070への偏見、そしてメーカーの撤退。
通常の手段では、もはや復活は不可能であった。
男達は言った。
「富士山を、エリアにしよう。」

これは、誰にも不可能だと思われた富士山のDポエリア化を成し遂げた、オタク達のドラマである。
この番組は侍魂の表現手法を多分に採用しております。並びにjojoに関する知識のインストールが推奨されます。
(オープニングスタート)
「プロジェクトX”」(←ささやき声)
『地上の星』スタート!」♪
♪ふんふんふんふんふんふんふんふふん〜(←JASRAC対策、奥義「テキスト鼻歌」)



「富士山に登ろうかと思ってね。」
そんなれさくのメールに反応したのは、友人のKだった。

ある程度山登りの経験があるれさく。
山の恐ろしさや、装備の大切さを知っていた。
だからこそ、未だ登ったことのない日本最高峰の山には、万全の装備が必要だと考えていた。
一方の友人K。山登りの経験は無かった。
だからこそ、万全の装備が必要だと考えていた。

70リットル級のリュックサック
氷点下に耐えられるシュラフ
銀マット
登山用レインコート
コンロ
コッヘル
2日分の食料
水2リットル
完璧である。

そしてれさくは、装備に追加したものがある。
DDIポケット端末4台。
富士山のエリア化を成し遂げるための必須アイテムだ。
CSも背負って行かないと?制作HAMさん多謝!
プロジェクトは、動き出した。



決行日の8月17日(土)が近づいてきた。
しかし近づいているものは、他にもあったようだ。













台風13号
17日時点の天気図
超大型で猛烈な勢力を誇り
中心気圧は950hPa








ん?こんな状況で富士に登ったレポートが、どこかにあったような・・・・








侍魂・富士登山記

ここかい!(汗)




前夜になって、隊員Kと最終調整を行った。

・我々の登山スケジュールは17日と18日だ。
・台風は17日の夜に駿河湾沖に達して、18日は大荒れの予報だ。
・台風の中心気圧は950hPa。超強力だ。
・参考資料にすべき「侍魂・富士登山記」は、台風直下での富士登山が、どれだけ悲惨かを物語っている。
・先人の失敗の徹を踏んではいけない。

我々は結論を出した。








「じゃあ明日下北に10時ね」



当日17日。快晴だ。絶好の富士山日和。

下北沢駅で、隊員Kと合流する。
お互いの装備を確認する。
隊員Kは自慢の登山用のナイフを出した。
その瞬間、負傷。
折りたたんだ状態のナイフで、何故か切れたのだ。
目標のみを切る(だから鞘に入れたままで相手を切れる)刀のスタンド「アヌビス神」の暗示のスタンドってあったなあ・・・
いやそんなことよりも


プロジェクト開始5分で負傷かKよ?!




鉄道を乗り継いで、御殿場駅についた。
まずは頂上で美味い酒を飲むべく、アルコールを購入。
ちなみに登りは須走口ルート、下りは御殿場口ルートの予定だ。
須走口ルートでは自然を満喫し、下りの御殿場ルートでは爽快な砂走りを楽しもうという計画である。
完璧。
装備も完璧。
そう、富士に登るには、これくらいの気合が必要なのだ!!

その時。
学生の二人組みとすれ違った。
その時に聞こえた衝撃の会話。








「あした富士山いかね?」








はぁ?








なんだ?・・・その気楽さは?
「明日シブヤいかね?」のノリだぞ?
オマエら分かってるのか?富士山だぞ富士山!
富士山のようにみななろうの3776mの国内最高峰だぞ?



バスは五合目まで着いた。そこで見た光景は・・・・

カップルの数々。

そして皆さんの軽快な装備。

今すぐ渋谷を闊歩できそうな雰囲気。
なるほど、さっき御殿場駅で聞いた学生二人組みのセリフ
「あした富士山いかね?」
のノリだな・・・・。




「おまえら山をなめるな!!」




と心の中で怒鳴ってやりました。(弱気)




軽快な装備で楽しそうなカップル達。
ふふん、楽しいのは今のうちだけだ。この先、装備の未熟さに涙を流すが良い。
と、れさくとKの



男二人のカップルは毒づいた。






登山開始。
たいしたこと無い登りなのだが、2人の消耗は激しい。
何しろ完璧な装備。

70リットル級のリュックサック。
氷点下に耐えられるシュラフ。
銀マット。
登山用レインコート。
コンロ。
コッヘル。
2日分の食料。
水2リットル。

一個一個はたいしたことはないのだが
これを身につけてゆくと
その重量ですさまじい疲労の地獄図!
その総重量およそ13kgを身につけて登らねばならない!
ほとんどの登山者は
その疲れのため
カブトごと頭を割られて死ぬ・・・・

身軽なカップル達が、スイスイと追い抜いて行きます。
ふふん、楽しいのは今のうちだけだ。この先、装備の未熟さに涙を流すが良い。
と、れさくとKの




男二人のカップルは毒づいた。

夕方6時頃、ようやく6合目に到着した。


やっと6合目。
なのに6時。
泊まる宿も確保していない。
っていうかたぶん頂上で野宿できるだろうと計画している。




それって「計画」じゃないよ。




6合目には、他の若い男女混合パーティーも来ていた。
彼らと、6合目小屋のおばあさんとの会話。
「今夜はどこに泊まるんだい?」
「いや特に考えてないんスよ」
(れさく:あっ、うちらと同じだ)
「じゃあ今日はもうここに泊まりなよ。明日は絶対に雨だよ
ご来光は無理だと思うけど、一応、ご来光に間に合う時間に起きて天気を見てあげるよ。
それで大丈夫そうだったら、それから登ればいいじゃないか。
でも絶対雨だよ。もしそうだったら、降りればいいさ。
今から上に登ったって、雨に降られながら降りるのが大変になるだけだよ。
だったらここに泊まった方がいいだろう?」







れさくとKは顔を合わせた。



おばあちゃん・・・すんごい説得力








身軽なグループは、楽しそうに小屋に消えていった。

彼らの身軽な理由が分かったよ。
小屋に泊まるなら、寝袋もいらない。
コンロもコッヘルも食料も要らない。

気のせいか、我々のリュックが重くなった気がした。

いやいや弱気になるな、見よこの雄大な景色を!



明日は晴れるさ!!
たぶん降るけど、景色が見える瞬間ぐらいはあるだろう

そこで我々は食事に入った。
小屋よりほんの少し高いところに陣取って。
6合目の小屋に泊まるような軟弱なやつらよりも、上に君臨する!!
・・・景色が少しぼやけて見えた気がした。

Kは「日本初のハヤシライス」とかいう怪しいモノを取り出した。
私はオーソドックスに「チキンラーメン」。
どっちがいいのやら。




食事中、れさくはちょっとだけ気になることがあった。
でも気にしないようにした。
でも気になる。
そこへKが、気まずそうに言った。




・・・雲、高くなってない?」

れさく即答。「思った!!」


遠くに見えた雲が高く、そして近くなってる。

っていうか稜線に沿ってきれいに上がってきている。
コップに水を注いだように、雲の水平線ができて、稜線を上がってくる。

Kくん:「これはスタンド『ノートリアスB・I・G』だ・・・全てを飲み込む・・・」
れさく:「いや、粘菌が避難民のいる山に登ってくるナウシカのシーンがここでは適切な例えになるかと。」

どちらが適切な例えか?・・・っていうか逃げよう!

その瞬間。

さわやかな風が我々を通り過ぎた。

ってことは・・・・




一面の白世界。



しかもすでに辺りは暗い。
一瞬、すぐ下の6合目小屋に目が行く。
でもここで降りたら負けだ。下に降りちゃいけない。
そう、例えて言うならスタンド『グリーン・ディ』・・・

訳の分からない意地で、とりあえず7合目を目指す。

しかし一面の白世界。そして暗闇。

頼みの綱は、目印として張られたロープ。

ひらすらコイツに掴まりながら、先へ行く。

しかしロープもずっと張られている訳ではない。

適当な長さで切れて、少し離れたところからまた張られている。

次のロープを、捜さなければいけない。

うーん・・・どこかでこんなシチュエーションの富士登山記を見たなぁ・・・

れさく:「必死にロープをたどってたら双子山に着いたりして。笑。(笑えねー)」
Kくん:「アハハ・・・。(笑えねー)」

もはや富士山の山の姿はおろか、少し先も見えない。
遠くで人の声がする。

「おー・・・い。ここは道かぁー?・・・」
「そこは道じゃないぞぉ〜」

・・・・我々は、ああはなるまい。

でも・・・2人とも薄々感づいていた。

次のロープが、まだ現れない。



だいぶ歩いているのに、次のロープが無い。
道、間違ってるよ。
しかし2人はお互いを勇気づける。
「大丈夫、迷ったって頂上は一つだ。」
そうだね。




頂上も何も見えないけどね。



あきらかに道が険しくなってきた。
崩れた岩がゴロゴロしている。
左右は緩やかな壁に囲まれている。

ここ、沢じゃないの?

しばらくして、ロープが現れた。

Kくん:「ほら、道間違ってなかったよ。」
れさく:「でもさ・・・ロープの向こう側のほうが道っぽくない?

いやあよく登ったよ。沢を。


7合目。
なんとなく霧が湿っぽい。
7合目の小屋で、やはり身軽な登山者に声を掛けられた。
「今夜は何合目で泊まるんですか?」
「え?いや、あはははは・・・(野宿です)」

そういえば6合目でも聞かれたっけ。
「何合目で泊まるんですか?」
つまり
富士登山は小屋に泊まることが前提。

なるほど、それなら皆の身軽な装備も理解「可」能。

70リットル級のリュックサック。
氷点下に耐えられるシュラフ。
銀マット。
登山用レインコート。
コンロ。
コッヘル。
2日分の食料。
水2リットル。

我々の完璧な装備が、肩に食い込む。
そこへ天候の悪化が、やさしく追い打ちをかける。
風は横殴りの風となり、霧は霧雨になった。
どちらも単体なら「来るなら来いッ!」だが、ペアで来られるとチと手強い。
5部のスタンド使いと同じだ。

8合目。
小屋の陰で風をよけながら休憩を取る。
なんだか霧雨が強くなってる気がする。
一瞬登山用レインコートを出そうと思ったが、止めた。
まだ大丈夫みたいだし・・・・

たしかに大丈夫だよ。
だってここは小屋の陰だから。






出発した瞬間、横殴りの暴風雨。




完全な雨です。
っていうか雨が下から降ってきます。
でもレインコートは出せません。
だって歩く以外に何もできない状況です。

ちょっと・・・やばいかな・・・
この時点では、まだ「ちょっと」でした。


8合5勺。(8.5合目)

会話もできない横殴りの暴風雨から逃れるべく、小屋の陰を捜します。
そのときです。








石壁に人の気配がする。








人がいるのです。
石壁と石壁の隙間に、人間が挟まっています。
こうやって暴風雨を避けているのでしょう。
彼らは怯えた上目使いで我々を見ます。
「ココハボクノバショダヨ・・・」
そんな悲痛な心の声が伝わってきます。

いや確かになりふり構っていられません。
このままでは吹き飛ばされるか体温を奪われるか。

しかしもう登れない。
でも留まれない。
そして今からでは降りられない。

朦朧とする意識の中で、6合目の小屋のおばあさんの声がよみがえる。




「今から上に登ったって、雨に降られながら降りるのが大変になるだけだよ。」




おばあちゃん・・・アンタほんまに最高や(涙)

6合目の小屋に泊まった彼らは今ごろ、暖かい布団の中にいるんだろうなあ。

でも!我々だってそれに匹敵する装備を持ってきているぞ!

氷点下に耐えられるシュラフ。(でも暴風雨で使えませんでした。)
銀マット。(でも暴風雨で使えませんでした。)
登山用レインコート。(でも間に合いませんでした。)
コンロ。(でも暴風雨で使えませんでした。)
コッヘル。(でも暴風雨で使えませんでした。)
2日分の食料。(でも暴風雨で使えませんでした。)
水2リットル。(でも使いませんでした。水はたっぷり降ってきてます間に合ってます重いだけです。)

れさくとKは相談した。

小屋に泊まるのはつまらない。
小屋に泊まっちゃネタにならない。
何より
今小屋に入ったらここまで持ってきた装備の意味が無くなる。
でも・・・



生きて帰らないとネタとして使えない。




ここは一つ、社会人の理性というものを見せてやろうじゃないか!
ごめんなさい。小屋に入りました。

予想外だったのが、8合5勺にあるにも関わらず、小屋の宿代が5000円だったこと。
6合目の小屋と同額だ。
なるほど、富士登山は小屋に泊まることが前提なのかもしれない。

中は真っ暗。すでに何人か眠っている。
ようやくシュラフが役に立つ時が来た。
持ってきて良かった。
ええ、たとえすぐそこに空いた布団が転がっていたとしても。

深夜2時頃。
小屋の管理人やスタッフがやって来て、明かりをつけた。
まだ代金も払わずに休んでいる我々には目もくれず、もの凄い勢いで床に防水シートを敷き始めた。
?・・・・







小屋は難民救護所と化した。

窓には、雨が叩きつけられ、横に流れてゆくのが見える。
凄まじい風の音も止まない。
バイト風の小屋のスタッフが、なんだかずっと怯えている。
「この夏でこんなことは初めてです。」

ここで新たな事実発覚。
宿泊費は5000円だが、休憩なら3000円だそうだ。
富士山なのに妙に安いぞ。

とはいえ、休憩だったらある程度休んだら出て行かなければならない。
どこへ?
あの暴風雨の中へ?
そして上へ?
それとも下へ?

いずれも無理だ。
最低限、明け方まで待つしかないだろう。
宿泊を申し出たが、すでに休憩料3000円は発生している。
ということはさらにプラス5000円か?
それとも差額の2000円か?

答えは意外にも「3000円のままで良い」。
緊急時に休憩を取ったことや宿泊時間の短さなどを加味した、ちょっとした特例のようだ。
(あくまでも緊急時の特例です。これから登る方、誤解のなきよう)
そして小屋のご主人とスタッフにこの場を借りて感謝の意を表します。
いやあ、やっぱり富士登山は小屋に宿泊だね!(←最低!)


そして寝袋よりも、やはり布団が快適。 れさく爆睡。
起きたら朝の9時。
すでに登山客はいない。
小屋満喫し過ぎ。

ご来光の時間帯は当然暴風雨だったが、今は風も無く、雨も弱い霧雨に戻っている。

れさくとKは言った。
じゃ登ろうか。

ここまで来て帰ったらどうなる?
重い装備。
そして無駄だった装備。
意味もなく登るだけ登り、意味もなく降りる。
ご来光はもちろん、景色も何も見ず。
疲労だけが蓄積し。
そんな富士登山で良いのか?
せめて「3776mに立った」という事実だけでも残さないと、何しに富士山に登ったのか分からん。


18日昼前。
ついに頂上(外輪)に到達。

今までに比べれば、格段に天気が良い。

お鉢巡り開始。

おおっ、景色も見えるジャン!


最後の最後で笑ったのは我々だ。
6合目で泊まった連中に勝ったぞ!

何が「勝ち」かは置いておいて。

それより早く最高峰(3776m)の剣が峰に登ろう。
早くしないといつ天気が悪く・・・悪く・・・




「・・・雲、高くなってない?」

いつしか火口が霧で見えなくなっていました。
いつしか剣が峰も見えなくなってました。
いつしか道も・・・ってオイ(汗)。

富士山測候所だか国立公園だかの、スタッフ用の小屋を見つけた。
ここで道を聞く。
スタッフ:「剣が峰ですか?ええと目印としては富士山測候所がそこに見え・・・見え・・・ガスってますね(汗)」
多分、そこらへんにあるようだ。近づけば分かるだろう。
でも不安だなあ・・・
そこへスタッフさんが何かを思い出したように振り向いた。
(おおっ?何か有力な情報を思い出したのかな?)

スタッフ:「それって『先縦者』ですよね?」(「縦」の正しい字はフォントに存在しない。)
Kくん:「え?このリュックですか?ええ。」
スタッフ:「いやあやっぱり値段ですか?(笑)ということは広告のチラシで・・・・」

「先行者」に名前が似ているリュックの話なんかどうでもいいー!(ガビー)

そしてついに。
我々は日本最高峰を制した。

これまでの苦労が走馬燈のようによみがえる。
6合目のおばあさんのこと。
暴風雨のこと。
小屋のこと。
そして意味の無かった重装備のこと。
そして御殿場駅で聞いたセリフ








「あした富士山いかね?」








でもそんなことは、日本最高峰からの最高の景色を見た瞬間に吹っ飛んでしまった。








日本最高峰から眺めた最高の景色。

ええ・・・文字通り吹っ飛んでしまいました。


風も出てきました。
霧雨が雨になってきました。
いよいよ台風の本格的な影響がスタートです。

壮大な景色(があると思われるであろう空間)をバックに記念写真を撮るれさく。
夏休みの日曜の昼間の富士山頂上。
こんなに時間的な好条件が重なっているのに




我々以外に誰もいない。


さあプロジェクトX”も佳境に入ってきました。
「富士山をDポエリアにする」プロジェクトが実行されます。






富士山頂にてトランシーバーモードのDポ端末で通話!
その様子をビジュアルフォンで撮影した画像をエリアに戻ってからEメールに添付して中継!


手前がPS-702で通話するれさく。

右奥がDL-S25で通話するKくん。

中央は日本最高峰の碑。






我々は富士山に登った。
登ってしまった。
登ったら、当然降りなければならない。

下りは、御殿場ルート。
下山口に、看板が立っている。




●御殿場口

1歩で3m進む、爽快な砂走りが楽しめる。
目の前には駿河湾や、箱根の山々が広がり
そこへ向かって駆け下りる感覚を満喫できる。









駿河湾はどこ?
箱根の山はどこ?












白い空
白い雲
白い山
ヤッホー!(涙)





(「そろそろまとめます。エンディングスタート!」♪『ヘッドライト・テールライト』)
♪ふふんふんふふん〜ふふんふんふふん〜(←JASRAC対策、奥義「テキスト鼻歌」)




下山後、一通のメールが届いた。
今回幸運にも残念ながら富士登山に同行できなかった、b君からである。
彼は、本物の探検部員である。
そんな彼が一緒にいたなら、もっと別の道も開けただろうに・・・・
れさくとKの心に、一抹の寂しい風が吹きぬけた。

しかし彼のメールを読んだ瞬間、そんな感傷はぶっ飛んだ。
ご無事でしたか?

れさくさんとKさんが富士山に登っていた日、○○大学探検部の人も、そこにいたそうです。
彼らによると
当時の風速は25メートルで
メンバーが山頂から吹き飛ばされかけたそうです。




あの強風によく耐えたよ、
私とKとそして3番目のメンバー。









皆で生還を乾杯!
え?何で乾杯かって?
そりゃあもちろん








御殿場駅で買って重い思いをして登った挙句、
結局飲めずに自宅まで持ち帰ったアルコールでね!!









−完−




(「次週予告入ります。『地上の星』スタート!」♪)
音声端末で大苦戦を強いられるDDIポケット。
ついにそのメーカーの一角、東芝が陥落した。

DDIポケットからまたひとつ、優秀な技術が消滅してしまう。
このまま東芝が去るのを見ているだけなのか?
そのとき男達が動き出します。

次週プロジェクトX”は「東芝撤退を阻止せよ!支援ツール開発物語」。
東芝のDポ復帰に命を懸けた男達の、逆転の物語です。
番組はエネルギーとエレクトロニクスの東芝がお送りいたします。

ところで・・・K君と公衆レピーターの話はどうなったんですか?