電波の杜インターナショナル2
ドイツの携帯電話事情


電波の杜掲示板に、ふぇんさーさんという方がよく来られます。
ふぇんさーさんは、ベルリン在住の方で、ずっと電波の杜を読んで下さっていたそうです。
あ、ちなみに日本人です、念のため(^^;;
関係ないですが、本名がすごいです。私も負けました。
ええと、そのふぇんさーさんが電波の杜インターナショナルを見て、メールをくれました。

ドイツの携帯電話事情についてです。写真と、その解説までついています。
使用許可も頂いたので、このままパク、いや使わせていただきます。m(__)m

まず「ドイツの携帯電話事情」について。
これは、ふぇんさーさんからメールをそのまま掲載した方が良さそうです。れさくの手抜きです。
ドイツ国内では3社の携帯会社があります。
ドイチェテレコム(こちらのNTTです)のTD1、日本で言うと
IDOやJ-PhoneなどにあたるであろうTD2、それから料金が安い
かわりにエリアが狭いという、黎明期の頃のPHSのような(苦笑)
e-plusです。
 完全プリペイド式と、日本のように契約を交わして月々、という
システムの二通りあり、それぞれに専用の端末が必要になります。

 おもしろいな、と思ったのが、通常のシステムの携帯端末の売り方。
こちらでは「12ヶ月契約でいくら」「24ヶ月契約でいくら」という
売り方がごく一般的です。さすが契約社会ですよね。
罰金があるかどうかまではわかりませんが・・・
 
 私が持っている端末はプリペイド式で、25マルク分の通話料込みで
75マルクくらいだったと思います。
プリペイドカードは、25マルク、50マルク、100マルクの3種類で、
携帯ショップ、地下鉄などのキオスク、それとTD1に限っては郵便局でも
手に入れることが出来ます。

 そうそう、こちらの携帯電話は、着信すると必ず「国番号」の付いた
電話番号を表示します
(ドイツ国内同士でも、頭にドイツの国番号が表示されます)
さすが国際ローミング端末、といったところですね。

さて、今度は写真編です。写真をクリックしたら、大きな画像になります。
ふぇんさーさんからの解説に、れさくが茶々を入れる形で進めたいと思います。(なんでー?!ガビーン)
CM in U-B

地下鉄内で携帯が使えるところに貼ってあるポスターです。
ドイツではほとんどの地下鉄や地下街でも携帯が使えます。
書いてあるコピーは・・・「ここでも、今も、地下鉄でも!」
って感じでしょうか。

れさく:
れさくは第二外国語でドイツ語選択です。
訳してもらわなくても、これくらい分かります!

・・・・イラストを見たから。(駄目ジャン!)

TD1 in U-B

ポスターが貼ってある様子です。
奥には別の会社の、同じ様なポスターも見えますね。

れさく:
ベルリンではないが、私も数年前、ドイツの地下鉄に乗ったかのう・・・
ドイツは旅人に優しかったっけのう・・・しみじみ。

TD1&J80

私が今使っている携帯と、お馴染み(笑)J80を並べて
取ってみました。
大きさ、厚みともに若干J80より大きいです。

れさく:
おおっ、J80がドイツで現役として活躍しています!!

・・・・時計として。(ガビーン)

TD1 CloseUP

液晶部分の拡大です。普段の待ち受け状態はこんな感じです。
こちらの携帯も、電界表示は「ばり5」です!(笑)

れさく:
おおっ、バリ5ですね!
でもバッテリーの目盛がムグッ、ゲフゴフッ・・・・。

Back CloseUP

裏蓋とバッテリーを外した状態です。

SIM in1.jpg 及び SIM in2.jpg

SIMカードという「番号が記憶されたカード」の収まっている場所です



SIM

そのカードを取り出して、大きさの目安に・・・

れさく:
「メモリーの目盛ー」・・・しまった。

SIM&TD1

カードを取りだしたあとの携帯は、こんな感じです。


 こうして写真の説明を書いていてふと思いました・・・
日本に帰ったら9PARAさんあたりにお願いして、こいつの
中が見てみたい!(笑)

れさく:
あ、これは問題無しです。9PARAさんなら、やって下さいます。
ふう、これで一安心。
れさく、最後の最後まで人任せー?!(ガビーン)


れさくのQ&AコーナーSIMカードとは?!
解説しましょう。(えっへん)ごめんなさい。実はネット上で一生懸命情報を集めました(--;;;
SIMとは「Subscriber Identity Module Card」の略です。これには、電話番号などの個人情報が入っています。
そう、日本では端末ごとに電話番号が固定されてしまいますが、
SIMカード方式だと、このカードを入れた端末が、即、使えてしまうのです。

イメージとしては、一つの電話番号(=1回線契約)で、SIMカードを文字電話に入れれば電話が使え、
ビジュアルフォンに移せばビジュアルフォンが使える、といった感じでしょうか。
廢人にとっては、夢のような話でしょう。コレクションするだけだった白ロムが、気分次第で黒ロムにできるのです。

すばらしいです。これなら正常ゲフゴフッ、一般の人でも、複数の端末を持つことがあたりまえになるかもしれません。
そして複数の端末を持つと言うこと自体が、己の中の廢人を目覚めさせるトリガー。
こうして街には加速度的に廢人が増えていってって嫌ですよ、アタシャ。