これ描いてる時、周りの視線が痛かった……
*ここで使われている「携帯」は「エッジ・PHS・携帯電話」を含んだ広義の用語です(-_-)


今やあたりまえに使われている携帯ですが、これってよく考えるとすごいことですよね。
電話機が携帯できるようになったのです。しかもこの小さなサイズで!
しかし、人々の欲望はとどまるところを知りません。

携帯は画面に数字が出ます。電話機だからダイヤルする数字が出るのは当然です。
高性能な電話機なので、アドレス帳も付いています。すると当然、画面には文字が出ます。
そこでこの機能を使い、文字の送受信ができるようになりました。
さらに、電話機ですから着信音が鳴ります。音が出ます。
そこでこの機能を使って、音楽を鳴らせるようになりました。そして……

今では数千文字も送れるようになり、漢字変換もでき、Eメールに対応し、画像も表示でき、
音楽を作ったり、それを送受信できるようにもなりました。
画像を扱う機能を特化し、テレビ電話機能や、デジカメ機能が付いたものもできました。
情報サービスを受信できたり、銀行に振込みができたり、自分の位置が分かったり……
これはまさに、小学校の頃図工の宿題で描かされた「ボクが考える未来のくらし」の世界じゃないですか!!

さあ、それではこれから携帯はどのようになるのでしょうか……
といっても、あまり真剣に考えるとつまらないので、上のイラストのようなノリでいきましょう(^^;

1:カートリッジ式端末

これはれさくの大胆予想。なんと今まで増えつづけた機能が全て無くなります!
いや、それどころか、本来の電話機の機能すら無くなります。
「情報」だけを含んだ、単なるカートリッジになるのです。
調子に乗って絵を描いているな…
これには、れさく的根拠があります。「なんだ、じゃあ根拠無しか」と言ったそこ!立ってなさい!
ええと、私は本来の電話用に1台(PS901)、Eメール用に1台(J80)、
そしてデジカメ用にビジュアルフォンを2台持っていたことがあります。
しかしこれでは、電話番号がそれぞれに付きますし、基本料も使わなくても取られます。
例えメインの電話番号でEメールや画像を扱おうとしても、できません。
しかし、1台の端末に全ての機能を付けたらエライことになります。
デカくなりますし、バッテリーの消費もすごいでしょう。
実際、データス○ープやビジュア○フォンは、一般に大受けはしませんでしたし…
(技術的には優れていますよ!)←ナイスフォロー


そこで「このメインの端末をビジュアルフォンや文字電話にはめ込んで使えたら……」
そんな発想が生まれたのです。

未来では、通信機能と情報蓄積機能が付いたカートリッジに、電話番号が付けて売られる。
そして別売の端末と組み合わせて使うのです。
普段は「電話とメール機能が付いた端末」にカートリッジをはめ込んで使います。
しかし本体はあくまでカートリッジのほうです。
そして必要に応じてデジカメにセットして画像をやり取りしたり、ノートPCにセットして使ったり。
文字電話やドコカのエ○シーレのような端末にセットして使うこともできるでしょう。
もちろんカートリッジは単なる通信機能だけではなく、アドレスや文字・画像情報を出し入れする機能も付いています。

そしてMP3プレイヤーにセットして着メロをダウンロードしたり、ゲーム機との互換性も……
うっ、なんだか本当にできそうな気がする!どうしよう、特許とろうかな?Dポより先にド○モに実行されたらどうしよう……


今の私の心境は「もしも1億円当たったら」という先輩と知人のエピソードに似ていますな。

先輩:
「おい、もしも1億円当たったらどうする?」

知人:
「ええと…あれを買うだろ、それからあれもしてこれもして…残りはこれぐらいか。
それからああしてこうして……たっ、足りない!



-これを書いたのは@大学の端末室(徹夜)、2000年の3月16日でした。そして今日、ホントにこんな時代がやってきて万歳です。-