feelH"が出てから、だいぶ時が流れました。 梅宮アンナとあの荘厳なピアノ曲、そしてカラーとか和音とかが、大々的に宣伝されていました。 展示会やテレビ番組の特集もいくつか行われ、2000年の「Dポ界」は 年末に近づくほど、加速的に熱くなっていった気がします。 Dポも、販売店も、ユーザーも、ネット上の情報も・・・・ それは、J90の発売でピークに達した感があります。 そして今は、その熱気の絶対値をそのままに、マイナスに振れてしまった雰囲気を感じてしまったりします。 (特にどこがと言うのではなく、全体的な雰囲気ということです) 特に「Dポ、feelH"を出したのに1ヶ月で5万人減!」というのが、 一番大きいショックのようです。 この「feelH"を出した『のに』」というのに目がいってしまったりします。 つまり、「feelH"を出したら勝算があった」ということなのでしょう。 なるほど、昨年末の熱気を見ていると、分かる気がします。 荘厳な12和音、カラー液晶に二つ折りのボディ。 ケータイユーザーに受ける要素を取り入れつつ、PHS本来の長所も保っている。 これは売れる。そして、一気に携帯に追いつく、いや、追い越せる! そんな雰囲気がありました。 しかし、「和音やカラー液晶」は「勝算」だったのでしょうか? 別にれさくは「カラーや和音なんていらない!大事なのは中身だ!」なんて言うつもりはありません。 白黒とカラーがあったら、カラーの方が良いに決まっています。 実際私は和音やカラオケONCを自作して楽しんでいますし!(^^)人の端末で ええと、つまりこういうことです。→ ![]() 頭の中で、戦いをシミュレーションしてみれば良いのです。 目の前にドコモユーザーがいます。そして自分は「12和音」と「カラー液晶&二つ折り端末」で、熱く熱くDポを語るのです。 おそらく相手は言うでしょう。 「ふうん、やっぱりピッチはケータイに追いつくのに1年かかるんだね。」 ううむ、あまり良い戦術じゃなさそうです。 もちろんfeelH"が良くないというのではありませんよ!そんな「戦術」が良くないのです。 ましてや、罵詈雑言を浴びせかけるような戦術では、どんなにDポが優れていても逆効果です。 もし自分がノンポリのドコモユーザーだったら、どんな気分になるかを考えれば明白です。 カラーに和音はすばらしいことです。十分に楽しめます!(^^) しかし、それが戦術にはなり得ないと、れさくは考えます。 カラー液晶や和音は、携帯にとってもPHSにとっても、進化の一過程に過ぎないと思うからです。 しかしそうは言っても、ファンの心理としては「Dポユーザーが増えて欲しい!」 「いつかは携帯を追い越して欲しい!」というのも、もっともです。 私もそうです。
携帯・PHSや通信について、平等に冷静に語れば良いのです。 その結果、相手の環境によっては、ドコモの携帯の方が良いということも多いでしょう。 しかし、客観的で正確な知識が伝われば、圧倒的多数の人にとっては、PHSの方がよいという結論になるからです。 さらに、個人レベルの話ではなく、広い通信分野レベルについての知識が広まれば、 俄然PHSは有利になります。 ましてや「国のインフラ」だとか「ITなんたらかんたら」とか「国際化」とかのキーワードが絡むと、 携帯加入者数がどうこうというレベルとは関係無しに、 PHSという優れた技術は絶対に無くしてはならないという結論に至るはずです。 CEATECなどの展示会で、DポのJ80がタイと中国で使われていることを知りました。 ネット上でも似たような情報を得られるかも知れない。 そう考えて、検索してみました。「PHS」「J80」だけでも、いろいろ引っかかるものです。
なんで台湾ばかり引っかかるのでしょう?タイや中国の情報が引っかかりません。
要は、悲観的にならないで「自分はPHSが好きだ」という気持ちに正直であれば、 他キャリアを過剰に攻撃したりほどほどの攻撃はOK♪←おいおい、一企業であるDポを責め立てたりしなくても、 上に書いたようなことを考えて楽しめるということです。 なんだか長々と書いてしまいましたが、以前から薄々感じていたところへ、 とある方から「PHSは絶対に負けない!」という、熱くかつ冷静なメールが届いたのが 、このページを作った原動力だったりします。多謝。 一応オチ→ ![]() だから誰も分からないってば・・・・ |