feelH"実験室

CEATEC会場で撮影したJ91の写真を白黒BMPにして、J80に送りました。(^^;;


画像をクリックすると、実際のBMP画像が表示されたりします。

feelH"1号機J90が発売されて、1週間が経ちました。
無事手に入れた方々は、いろいろ実験をしているみたいです。
パソコンからJ90に画像を送れるか?その方法は?
そのうち、あのすごい着メロも解析されたりするのでしょう。

知識や技のないれさくには、お笑いの企画しかデッチあげることができません。
「いいんや、ワイはこれでいいんや・・・」(夕日をバックに)
「本当に、いいの?・・・それで?・・・」
(本当は・・・本当は・・・!)
その時思い出した。私にはビジュアルフォンがあるということを!

ドラえもんから道具を出してもらったのび太の気持ちが、今ちょっとだけ分かった気がする。

これでfeelH"との画像送信実験ができるではないか!

「で、J90はあるの?」

あ・・・・

次の瞬間、掲示板にこんな書き込みが。
[12/3 14:11]れさく:モルモッデータ提供者大募集大会!

幸運にもJ90+TREVAを手にできた方へ、お願いです。TREVAで撮った適当な画像(ネット上に出しても良いもの)を、れさくに送っていただけないでしょうか。実験して、企画としてアップしたいと思っています。宛先はresaku@pdx.ne.jpへ・・・(resaku717@pdx.ne.jpではありません)

また他力本願いやほら、偉大な実験は、みんなの力を合わせて成果をだせるんじゃあないか!
人という字はひととひとと

※サイズオーバー
さて、いよいよ実験。その前に実験のポイント。

feelH"の扱える画像は、ビットマップ(bmp)だけです。
feelH"+TREVAで「撮れる画像」も、feelH"で「表示できる画像」もbmpです。

一方、ビジュアルフォンが扱える画像はjpgとbmpです。
しかし、ビジュアルフォンで「表示できる画像」はjpgとbmpですが、
ビジュアルフォンで「撮れる画像」はjpgだけです。

つまりこの時点で、「ビジュアルフォン→feelH"」の画像送信は無理ということになります。
一縷の望みは「feelH"→ビジュアルフォン」のbmp画像送信です。
おっ、何か届きました。
これはモルげふごふっ、ばり5さんさんから届いたJ90+TREVA画像です。
これは、ビジュアルフォンでは「サイズが大きくデータが欠けています」となって、表示されませんでした。

しかし、私のビジュアルフォンのアドレス(resaku@pdx.ne.jp)は、パソコンに転送設定がかけてあります。
つまり、送ってもらった画像は、パソコンで見ることができるのです。当然、画像サイズも分かります。
TREVAで撮って送られてきた画像は7990バイト96×72ピクセルでした。

あっさりと「feelH"→ビジュアルフォン」の画像送信の夢も打ち砕かれてしまいました。
でも、なんでダメだったのでしょう・・・?
ビジュアルフォンのディスプレイサイズは220×254です。どうして96×72の画像がサイズオーバーなのでしょう。
ビジュアルフォンの説明書には、以下のような記述が。
■JPEG形式の場合
縦254×横384ピクセル

■BMP形式の場合
縦130×横192ピクセル

表示されるときは縦横が2倍になって表示されます。
(例えば縦50×横70ピクセルのBMP形式の画像を表示すると、
100×140のサイズで表示されます。)
つまり、ビジュアルフォンにBMP画像を送る場合、縦130×横192ピクセルの半分、
すなわち縦65×横96ピクセル以下でないといけない訳です。
ゆえに縦72×横96ピクセルのfeelH"+TREVA画像は表示されなかった訳です。

おおっ、今回こそはなんだかまともな実験になっているぞ。
では、パソコン上で縦65×横96ピクセルぴったりのサイズにカットして、
メールに添付してビジュアルフォンに送りました。
→「サイズが大きくデータが欠けています」

あれ?最大サイズぴったりというのがいけなかったかな?
では思い切ってカットして縦43×横79ピクセル!
→「サイズが大きくデータが欠けています」

・・・なんでやねん!こうなったら一気にサイズ半分!
ビジュアルフォンで表示成功!!
やったあ、成功だあ!実験、大成功!

・・・・

・・・・まてよれさく。これって成功なの??


↑本来の画像 ↑表示成功した画像
ホントにこれで成功なの?いや、そもそも実験の目的って、何だったっけ?
ああ、feelH"とビジュアルフォンの画像送信。それって結局できなかったジャン!
いつのまにか目的が、パソコンからビジュアルフォンへ、BMP画像を送る実験に置き換わっていました。
しかも結果がコレ。↓
ビジュアルフォンのディスプレイサイズです。
実際に開くと、こう表示されます。
(余白が黒になるのです)

ええと・・・どうしよう・・・せっかくばり5さんからテスト用画像を頂いたのに、
こんな結末じゃ合わせる顔がない・・・

その時、メールが届きました。あっ、次々と届きます。
「ばり5です。
追加画像送ります。」
「トレバの追加画像です!」 「3枚送りました。
実験して下さいね。」


・・・・・・・・・。

れさくは毅然とした態度で、ばり5さんに実験の成果を送って上げました。
今回の実験の締めにふさわしく、ビジュアルフォンからJ90に送ったのです。

↓コレをね。


ばり5さんのお返事: なるほど戻ってきたら、より画像が引き締まり、小さくなってました・・・ってありゃりゃ

−完−


Special thanks:ばり5さん

余談:頂いた画像のうち、アンナ画像の名前は拡張子無しの「.bin」という形式不明データになっていました。
しかも「.」は拡張子の「.」ではなく、「.bin」自体が名前です。
J90の怪しい動作でしょうか?
「適当な名前.bmp」にしたら、正常に開けましたが・・・。